新店舗が完成するたびに店舗撮影させていただいている美容室が、ホットペッパービューティーで数年間集客率No.1だと教えていただきました。
大変嬉しい結果です。クライアントの売上に貢献できることはものすごく重要な要素で、それが見えるかたちで結果に出ていることがものすごく大事なことだなと感じました。
ではなぜ集客一位になったのか。
立地、価格帯、サービス、接客など美容室の集客には様々な要因があると思います。
ただ美容室の集客の大前提としてホットペッパービューティーを使っている点があり、そこでお客様の目に止まる回数を増やさなければ新規集客は途端に難しくなります。そして目に止まる理由の大部分はトップの写真に大きく依存しています。
ではどのような写真が有効なのか。
集客率No.1になった美容室のオーナーいわく、写真をちゃんと撮っているか撮っていないかで予約数が全然違うそうです。まあそりゃそうだろうなと予想はできると思いますが、じゃあどう撮ればいいのかわかっているかどうがは別の話なのでちゃんと撮っているとはどういうことか聞き、自分の経験から結果が出ている店舗のビジュアルについて何を表現しているか分析してみました。
- ちゃんとプロが撮っている写真
- 店内の様子がわかる写真
- 安心感と清潔感を感じさせる
大きく分けてこの3つの要素が入っていると思います。
まずはちゃんとプロに頼むこと。
これはお客様の立場から考えると当然で、プロがちゃんと撮影されている写真を掲載している美容室は安心感があります。お客様は数ある美容室からひとつを選ぶわけです。そして日々人の目にさらされる髪のカットを失敗したくないという気持ちは当然も当然で、じゃあどこで切ってもらうかは安心感があるところになります。端々にビジュアルの気をつかっている美容室を選ぶことはごくごく自然なことだと思います。
次に店内の様子がわかる写真を載せていること。
これは掲載された写真と実際にその美容室に行った時のギャップをなくす透明性です。
今のお客様のほとんどは写真を見慣れています。そのためこの写真は盛っているな。とか、わかってしまいます。飲食店を探すときにプロじゃない人の写真を参考にする。といったものです。お客様はギャップがなく、現実に近い情報を求めています。
最後に安心感と清潔感を感じさせるという抽象的な、ちょっとお伝えしずらいについてお話しします。
先程の透明性の話とは別の方法で、安心感を与える写真を使えればより他の店舗と差別化ができると思います。端的に言えば実際にその店舗に行った時の目線に近いカットを使うことです。席まで歩くときに見える店内や席に座った時の目線に近い写真は仮の体験を伝えることができます。また写真から体温を感じる様にあたたかさを持たせることで心理的に安心感を伝える方法もあります。清潔感は言わずもがなどのジャンルにおいても必須事項なので、撮影の際には清掃と整理整頓をしっかりやることで伝わると思います。
大きく分けて以上の3点から集客が見込める写真を撮影し、掲載することで店舗のビジュアルから集客が見込める状況になったと感じています。
集客のひとつの要素として写真を考えると、単に綺麗な写真を撮影するというだけではうまくいきません。お客様が写真からどんな情報を求めているのか。そしてプラスアルファとしてなにを伝えるのかを吟味して初めて集客につながると感じています。
弊社では建築設計のための写真・動画撮影と店舗経営者のための写真・動画撮影をおこなっています。興味のある方、ご相談や質問のある方は下記からご連絡ください。